【住宅購入雑学】持病や病歴があるとローンが組めない?!
現金で購入する場合を除いて、
殆どの方が住宅ローンを組んでマイホームを購入されると思います。
この住宅ローンは各金融機関により審査基準が異なるため、
どの銀行でも同じように借りられるというわけではありません。
一般的に知られているのは、年収基準や個人信用(俗に言う“ブラック”か否か)などですが、
そうした審査基準以外にも、各金融機関が住宅ローンを貸し出す際に申込者に付保する、
団体信用生命保険(以下「団信(だんしん)」)への加入条件があります。
団信とは、住宅ローンを借りた方が亡くなったり、重度の障害になった場合に、
生命保険で債務(住宅ローン)を返済するための保険です。
フラット35を除く住宅ローンは、基本的にこの団信に加入が義務付けられます。
そしてこの団信は、住宅ローンを申込む際に『告知書』という書類へ自己申告により病歴などを記入し、
審査を受けることになります。
住宅ローン自体の審査が通っても、この団信に加入出来ないと住宅ローンは借りることが出来ず、
マイホーム購入も厳しくなってしまいます。
尚、金融機関によって団信への加入基準が異なる場合があるため、
『A行は駄目だったけど、B行では加入出来た』という事もあります。
また、同じ金融機関でも、審査基準が緩くなる外資系の保険会社を“第二団信”として利用できる場合があり、
こうした第二団信を利用することで、団信への加入条件を満たせる場合もあります。
ちなみに、この団信の保険料は、金融機関が負担しますので、お客様は負担を心配する必要はありません。
ただし、第二団信を利用する場合、0.1%~程度金利が上がることになりますので、事前に条件をご確認ください。
このように住宅ローンを借りる場合には、自身の健康状態も審査に影響があることをご承知おきください。
尚、団信加入条件に抵触するような持病や病歴がある方でも、フラット35であれば団信への加入が任意となりますので、
その他の審査条件がクリアすれば、借入は可能となります。
住宅ローンに関しましては、金利などの条件に目が行きがちですが、
実際に検討を始めてみると、借りられる金融機関が絞られてしまい、予定していた返済額にならず、
物件金額を見直すなどの作業が必要になる場合があります。
こうした無駄を除くためにも、住まい探しのスタートは是非住宅ローンの借り入れ可否を踏まえた、
現実的な資金計画をお立ていただくことを、おススメいたします。
当社では、各金融機関への事前審査手続きの代行はもちろん、
場合によっては団信の先行審査手続きなどのお手配も承っておりますので、
是非お気軽にご相談ください!
尚、住宅ローンを踏まえた住まいの購入に関しまして、より詳しくお知りになりたい方は、
当社が開催しております『無料相談会』をご利用ください!
無料相談会では、資金計画はもちろん、物件を購入する際の手続きなど、
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