出版物の時限再販(期間限定)が始まる!
今月1日より、全国約600店の書店で出版物の時限再販が実施されました。
この“時限再販”とは、発売から一定期間を過ぎた出版物を書店が自由に値付け出来る制度。
従来、書店で売れ残った雑誌は返品されていましたので、時限再販制度により売れ残りを減らせる狙いがあるようです。
2ヶ月間の期間限定なので、取りあえずは試験的に実施し、その成果によっては恒常化するのでしょう。
こうした“割引き”に関しては、スーパーの総菜やパン屋さんも頭を悩ますところのようですが、一定の時間(時期)になると商品が割り引かれるのが分かっていると、その時間(時期)を狙って商品を購入するお客様が増えるため、定価販売時の売上げを減少させるという、マイナスの効果も生んでしまう可能性があるようです。
電子書籍に押され気味の出版物。
今後の行方はまだまだ多難な道のりとなるのでしょうか…。
この記事へのコメントはありません。